新卒のサラリーマンですがカードローンは申し込めますか?

この4月からサラリーマンとして働き始めました。初任給は手取りで18万円なのですが就職のために購入したスーツやカバン、卒業旅行に東京への引っ越しなどで貯金を使い果たしてしまいお金がありません。新卒で働き始めたばかりでもカードローンは使えるでしょうか?

残念ですが、一部の例外を除いては難しいでしょう

新卒で就職、色々とお金がかかりますよね。ましてや親元を離れて一人暮らしを始めるのではかなりの金額がかかったのではないでしょうか?手取りで18万円の初任給とのことですが、月の終わりの方だと思いますので最初の数か月はかなり厳しいでしょう。

そこでカードローンと言うのは分かるのですが、残念ながらあなたの場合ですと審査に通らない可能性が高いと思われます。その理由は以下の通りです。

(1) 前年度の収入がない
ほとんどのカードローン会社では前年度の収入を証明する書類(源泉徴収票など)の提示を求められます。あなたが前年に収入がない場合だと審査は難しいものになるでしょう。(※実は、ここからだと難しくはないですよ→消費者金融審査通りやすい

(2)勤務経験が1年に満たない
審査の条件の一つに勤務経験1年以上という項目が含まれていることが多いのですが、あなたの場合ですと現在は就職していますが職歴は1か月ないし2か月程度しかありません。この状況だと審査は厳しいと思われます。

以上が一般的なお話で後は例外的な事例になります。
カードローンの会社によっては数か月分の給与明細を提出することで収入の証明として認められることがありますので、そちらにあたってみることは可能性があります。

また、楽天銀行やオリックス銀行は原則として収入証明不要とうたっていますので、この2行であれば問い合わせてみる価値はあるかと思います。

新卒からずっとカードローンを使い続ける為の使い方ガイド

日本では今でも中途採用よりも新卒採用が重要視されていますので、新卒の方はしっかりと長く勤める事ができる会社を探さなくてはいけません。一度でも仕事を辞めると転職というのは決して簡単とも言えず、不況がそれにさらに拍車をかけています。不便な時代とも言える特徴ですが、嘆いていても仕方ありません。より良い仕事を探していくようにしましょう。

そして新卒として仕事に就けたのなら、今から頑張って成果を出して、信頼を得ていくようにしましょう。長く会社に勤めるには信頼というのは必須であり、そして長く勤める事によってさらに信頼というのは身についていきます。途中でやりたい事を見つけて転職したりより良い会社からスカウトが来たりするならともかく、ほとんどの場合は長く勤める方がメリットは多くなります。それに長く勤めて信頼を得ると、会社外でもメリットがあります。

例えば融資を受ける時などは顕著ですね。勤続年数が長いとその会社に長く勤めていて実績もあると判断されますので、その分審査に通過しやすくなります。また、ただ単に通過しやすくなるというだけでなく、多額の融資を受ける事も可能になってきます。たくさんのお金を融資してもらうならやっぱり安定した収入が必要で、その収入の為には安定してこれからも勤める必要がある…そういうわけなのです。

つまり、新卒から間もない立場だとカードローンにてお金を借りた場合、何度でも借りられるというメリットは同じでも限度額が低いゆえに、長く使っていくには少々物足りない枠になりやすいという事です。かといって必要になったら作らないといけないので限度額が低くても持たなくてはならず、後から解約しないといけないけど、それも面倒…こんな新卒がカードローンを作った場合の悩みについて向き合っていきましょう。

新卒でも給与面にてかなり良い職場というのは存在しますが、それでも勤続年数が足を引っ張って、収入から比較して明らかに少なくなる事に関しては、まずは納得しておきましょう。どうしても借りたい額に届かないのならともかく、借りたい額に到達しているのなら、欲張ってはいけません。希望額を欲張るとそもそもカードローンすら作れません。

なのでまずは堅実に使っては返済をしていき、信頼を積みましょう。そして勤続年数に応じて収入も上がってくれば当然より審査では有利になり、ここで返済による信頼も影響してきます。そう、一定の年数使っていったのなら、解約するよりも増枠の方が手堅くなるのです。

増枠というのはすでに持っているカードローンの限度額を引き上げる事であり、これにも審査があります。その時に今まで使ったという実績、そして勤続年数が増えた現在が重なると、以前よりも格段に高い限度額が手に入る事もあります。新卒で仕事を始めると色々と我慢も必要ですが、それはカードローンにも当てはまるというわけです。

新卒の方でずっと持っていられるカードローンが欲しいのなら、こうしてステップアップしていく方が、解約しての作り替えよりも面倒がありません。長い目でカードローンの事を見てみましょう。